マンネリを感じたら?〜フリースタイルダンスの振り付け方のコツをダンススクールが一挙公開〜
こんにちは、リンクスです!
ダンスの面白さも味わえるようになり、いろんなダンスが踊れるようになったころ、自分で振り付けをしたいと思ったり、ダンスパフォーマンスの機会があるなど振り付けを考えなければいけかったり、、、ということがあるかと思います。
そんなとき!!
「ダンスの振り付けをどう作ればいいか分からない」
と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そもそも、振り付けを考えるのが苦手な方もいらっしゃると思います(泣)
ですが、、、なんと!!振りを作るポイントと順序を押さえればスラスラと作れるようになっちゃうんです☆
今回の記事では振り付けを考えるときに大切なポイントをお伝えしていきたいと思います〜!
振り付けを考える順序
では、どのように振り作りを進めていくのでしょうか?
順を追って説明していきましょう〜!
振り付けの目的を明確にする
「何のために振り付けを考えるのか?」を明確にしましょう。
ダンスショーのためなのか、人に教えるためなのか、、、。
ダンスの振り付けはシチュエーションで変わってきます。例えば、2人で踊るのと5人で踊るでは全く違ってきます。
目的をハッキリさせて、人数や場所、コンセプトなどを考えてみることが振り付けを考える上で役立つ材料となります。
とはいえ、ほとんどの人が何か目的があって振り付けを考えるはずです。
なので答えはもう出ているはず!
最初に、目的をハッキリさせることによって、振り付けを考える際にブレがなくなりますし、イメージもつきやすくなりますので、目的を明確化しておきましょう。
構成を考える
明確化させた目的・コンセプトを考えて見ましょう。
- どんな雰囲気にしたいか
- どういう流れにするのか
- 何部構成にするのか
- 始まり方・終わり方・見せ場はどうするのか
などを曲や振り付けの前の最初の段階で決めておきます。
このように先に全体的なシナリオを考えてからの方が、後で考えることが少なくて済みます。
そして、全体的な構成を考えた後は、その構成の中での詳細を詰めていきます。
- 踊る人数
- ポジション
- 移動
- 向き
などです。
このように動きを考える前にその内容を詰めることによってイメージがつきやすく、具体的な振り付けを考えるヒントになります。
構成を頭の中で考えるのは難しいので、紙に書いて考え、残しておくと良いでしょう。
人数・ポジション・移動・向きを決める
この人数・ポジション・移動・向きは、振り付けと同じくらい重要です。
これらによって客席側からの見え方が全然違うからです。
たとえば前を向いて横1列やのダンスショーと、いろんな方向を向いて移動しながらポジションが変わるダンスショーとでは、同じ振り付けでも面白さが全然違います。
構成を考える際は、イメージとアイディアで、人数、ポジション、移動、向きなどのバリエーションを考えてみてください。
選曲
曲によってイメージ、印象、伝えたいことなどが全体的に変わってきてしまいます。
もし人にダンスを見せる場合であれば、「曲選び」はもっとも大切な工程と言ってもいいかもしれません。
曲の決め方としては、
- 普段から聴いている曲で気に入っているものから選ぶ
- すでに振り付けのイメージが浮かんでいて作りたいと考えている
など先に曲から決めてしまう場合もありますし、
他には、
- 振り付けの目的から
- 構成から
など後から当てはめる場合もあります。
動き(振り)を考える
ここでようやく振り付けを考えます。振り付けを考えるということが一番最初とは限りません。
- 曲をよく聴く
- やりたい振りの動きを出してみる
- 頭の中でイメージする
- 実際に身体を動かして振りを作る
または
- やりたい振りの動きを出してみる
- 曲をよく聴く
- 頭の中でイメージする
- 実際に身体を動かして振りを作る
曲の方が大事なのか、溜め込んでいたいた技術を披露したい気持ちが強いのかで前者後者が変わってきます。
曲を聴き込む
曲をよく聴きましょう。
- どんな曲なのか
- どういう雰囲気を感じるか
- 振り付けの目的とこの曲が合致しているかどうか
- 始まりと終わりはどんな感じなのか
- 曲の中のどの部分が見せ場なのか
などなど曲から様々なことを感じ取ってみます。
また特に大切なのが、その曲の「音」に耳を傾けることです。
どんな音が使われてるのか、音のリズムパターン、音の長さ、音の質などですね。
どんな音で、どういうリズムで音が使われてるか理解することによってそこに振りをあてることが出来るようなります。
よって振り付けがイメージしやすくなります。
ぜひ使ってる音とリズムパターンに気を付けて曲を聴いてみてください。
取り入れたい動きをリストアップする
日ごろからダンスしてると、やりたい動きとか自分で創った動きが出てきませんか?
その際は、最初に動きありきで、それに合った曲を選んで、その曲に当てはめるように振りをつくると良いでしょう。
また他のネタ出しの仕方しては、曲を聴いて思いついたものとか、雰囲気が似た曲を探してその曲で踊ってるネタを研究するときもあります。
こういうものはメモで残しておいた方が後々あとで役に立ちます!
踊っている姿のイメージをする
実際に身体を動かす前に踊っている姿をイメージします。
慣れている人は曲を聴きながら振りがなんとなく動きながら作ることができても、慣れていない方は行き当たりばったりとなり上手くいかないことが多いでしょう。
振りを作る前に踊っている姿を頭の中でイメージしてください。また、構成や振りのイメージができたらメモをしておくと後で役立つことが多いです。
ぜひ鮮明にイメージしてみましょう。
実際に踊ってみる
頭の中でイメージしました!振りは完成!というのはプロで振りづくりが慣れた方ならあり得るかもしれませんが慣れていない方はあり得ません。
実際にに身体を動かして振りを作ってみましょう。
具体的に言いますと、1~8でイメージしたものを実際に踊ってみるということです。
しかし、だいたいいくつかの部分は音楽と合ってなかったということが起こるので、そういう場合は音楽に合わせて作り直しましょう。
使っている音とリズムパターンをしっかり把握し、それに合わせて振りを当てたり考えてみて下さい。
動画で撮影する
ある程度振りができたら、スマホなどで動画で撮影してみてください。
客観的に見て確認・修正しましょう。
客観的に見てみると、意外とよく出来てる部分もあれば、頑張って作ったとこと全然ダメだったところも出てきます。
鏡の前で踊っただけではなかなか気づかないところがいっぱい出てきますので、ぜひ動画を撮影してしてみてください。
動画を撮影して確認すると、新たに振りが思い浮かぶことが多々あるので、振り作りの途中で撮影するものいいですよ。
振りが浮かばないとき
それでも振り付けが浮かばない時、、、ありますよね!
では、どうすればいいのでしょうか?
多くの振り付けをマネ(コピー)する
そんなときの対処法の1つが、ダンスを勉強するということです。
「何も分からない、、、」という方は、まずは多くの振り付けをマネ(コピー)することから始めることをオススメします!
コピーの量が増えることによってセンスがついていくため、振りが考えられるようになります。
また基本的にダンスには各ジャンルに決まったステップやムーブがあります。
これはしっかり勉強しておくべくでしょう。
あとはダンサーが踊ってる姿を生や動画で見て研究しましょう。
- どうしてかっこよく見えるのか
- あの見たことがないステップはどうやるのか
- 振りと振りの間はどういう動きでつながってるのか
- 移動の方向と見え方
- 構成
もちろん動きのすべてのマネはいけませんが、参考にすることはとても大切なことです。
ぜひインプットを継続して行ってください。
繰り返し聴く
曲が決まっているのに振りがどうしても浮かばない理由の1つとして、浮かばない箇所をまだ聴き込めてないということがあります。
リピート機能を使ってなどくり返し聴いてみてください。
適当に踊ってみよう
どうしても思い浮かばない時はあまり考えず適当に踊ってみてください。
適当に踊るとふいに良い動きが出てきたり、同じフレーズのところで同じステップをすることがあります。
そのような箇所を抜いてみたり、繋いでみたりして振りを作ってみてください。
逆算で考えてみる
部分的にしか振りが思い浮かばないというときや、取り入れたい振り付けの前の動きが思い浮かばないというときに役立つ考え方です。
逆算で考えてみましょう。
具体的な例でいうと「ド・トン・ドーン」という音があったとして、「ドーン」で手をあげるポーズは思い浮かぶが、それまでの「ド・トン」の振りが思い浮かばないという時。
こういう時逆算して考えてみると、
上の例でいうと、「ドーン」で手をあげるということは、その前の「トン」は手をあげるための準備動作の動きが考えられます。腕を曲げたりとか、腕を下げたりなど。
そしてその前の「ド」もその次の「トン」の準備動作が考えられます。
こうやって逆算して考えていくと振りのつなぎがスムーズに思い浮かびます。
その他のポイント
今までご紹介したポイント以外で、大切なポイントもご紹介致します!
マルチタスクはやめる
マルチタスクとは、複数の作業を同時におこなうことです。
振り作りには、構成を考えて、ポジショニング考えて、曲を選んで、振付を考えて、、、
などいくつかの工程がありますが、これらを「同時」におこなうと混乱して進捗が遅れてしまいます。
基本的に1つ1つ作業を進めるようにしましょう。
紙に書く
「ダンスは芸術である」という考えから、紙やノートにメモすることに対してどこか気が引けてしまうことがあるかもしれません。
気持ちは分かりますが、実際メモをして進めていった方が断然はかどります。
構成だったり、振付だったり、思いついたことはどんどん紙に書くことをおすすめします。
詰め込みすぎない
振りをつめこみすぎると、忙しく見えたり、せわしなく見えたりしてしまうことがあります。
こういう時はいさぎよく振りを引いてつめこみすぎないようしましょう。
余白がちゃんと作られている方が、見る側が気持ち良かったりすること多々あります。
客観的な視点を忘れない
振り作りに夢中になると主観的なイメージばかりになってしまうことがあります。
そればかりだと観ている方にとってはつまらないものになってしまうことも。
観客はどう思うだろうか、どうすれば盛り上がるだろうか、どういう踊り方をしたらかっこよく見えるだろうかなどなど、、、
周りからどう見えるかという客観的な視点は常に持つようにしましょう。
日ごろから音楽には敏感に
振り付けを作ることになったとき、何も使いたい曲がないと1から探すことになって大変ですよね
そういうことを避けるために日ごろから音楽にはアンテナをはっておきましょう。
音楽を探す努力して、いい曲との出会いを増やしてください。
また音楽に触れる機会を増やすことによって、ダンスの感覚が身について上達するかもしれません。
今ですと簡単におススメの曲を表示してくれる音楽ストリーミングサービスが便利です。
まとめ
以上が振り付けを考える上で大切なポイントです。
ここにかかれてることを実行するとけっこう順調に作れるでしょう。
あくまでこれは考え方のひとつであって人によって考え方は千差万別です。
ここに書かれたことを参考にして、ぜひ自分にあった振り付けの作り方を模索してください。
そのためにはやはり振りを実際に何回も作ってみることだとが一番の近道だと思います。
2×8でも4×8でもいいのでとりあえず作ってみましょう。
作って、なんかやりにくいなって感じたら考えて、修正して、作ってみる、、、
こうやって何回も繰り返し作っているうちに振り付けを考えることが楽しくなってくると思います。
ぜひどんどんチャレンジしてください!
リンクスでは、楽しくダンスレッスンにご参加いただけます。まずはお気軽に体験レッスンから!お待ちしております。
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