ダンス初心者必見!〜あらゆるダンスに必須な基礎トレーニング「アイソレーション」とは?〜
こんにちは、ダンススクール リンクスです☆
さて、皆さんはアイソレーションという言葉を聞いたことがありますか??
はじめに
「アイソレーション」という言葉は普段あまり聞き慣れないという人も多いかと思いますが、ダンスをしたことがある人は、振り付けに入る前の準備運動のときには必ず練習する動きです。
ダンスをする人にとってはアイソレーションは重要な練習になります。ただ振り付けを覚えてダンスをすればいいというわけではなく、カッコ良いダンスをするのにアイソレーションの基本知識は必要です。
日常生活にはない動きになりますので、ダンスを始めたばかりの人たちにとって最初は難しく感じるかもしれません。では、アイソレーションとは何か、やり方を知って繰り返し練習をしてみましょう!
ダンス上達のためには避けては通れないものなので、しっかりどのような動きをするものなのか学んでみてくださいね。
今回は、アイソレーションとは何か、やり方、コツ、影響・効果についてわかりやすくご紹介していきたいと思います!
アイソレーションってなに?
「アイソレーション」とは「分離」「独立」という意味になります。体の各部を「分離」「独立」させて別々に動かすトレーニングのことです。
動かす部位は、
「首」「肩」「胸」「お腹」「腰」「上半身」「下半身」「脚」「ひざ」「足首」
などがあります!
アイレーションのやり方
いきなりアイソレーションの動きができるものではなく、特殊なトレーニングをしないと習得できません。
わかりやすい動きで言えば、パントマイムのような動きをするような感じになります。
今回は「首」「肩」「胸」「腰」をご紹介します。
首のアイソレーション
首を前後に動かす
- 首を斜め下に出し、出した首を斜め後ろに引く。(※あごが上がらないように気をつけて)
- 肩など他の部分を動かさないように首だけ動かす
- 首が倒れないように注意する
肩に力が入らないように最初は腰を両手に当てて肩を固定し、ゆっくり動かしていきましょう。慣れてきたら手を外して練習してみましょう。
首を左右に動かす
- 首はまっすぐ正面に向き、水平にスライドさせる
- 両手を組んで上にあげ、上げた手の二の腕に耳をつけるよう首を左右に動かす
- 肩の力を入れすぎないようにしましょう。鏡を見ながら行うとよいでしょう。
首で円を描く
- 首の前後左右の動きをつなげて円を描く
- 反対周りも行う
- 鏡を見ながら、最初は少し肩を上げて行うとスムーズに動きます。左右で苦手な方向があれば、重点的に行ってください。繰り返し練習すれば苦手な方向も滑らかになっていきます。
肩のアイソレーション
- 両肩を上下に上げ下げする
- 片方の肩を上げてもう片方の肩を下げる動きを繰り返す
- 両肩を前後に動かす
腰から上を動かす練習です。あぐらをかいて練習すると腰が固定されて動かしやすいでしょう。肩から先に出ないように気をつけてください。
腰のアイソレーション
- みぞおちを動かさずに、おへそを左右に動かす
- みぞおちと肩をキープさせたまま、右⇒前⇒左⇒後、左⇒前⇒右⇒後の順番で動かす
- 前後左右の点をつないで円を描くように回す
骨盤を意識して行うとやりやすいので最初は手に腰を添えてみましょう。体が傾いたり横を向いたりしがちなのでしっかりとまっすぐに立って行いましょう。
アイソレーションのコツ
初心者の人がアイソレーションを練習するときは、以下を注意して行うようにしましょう。
- 鏡でチェックしながら行う
- 呼吸を止めずにリラックスして行う
- できるだけ大きくゆっくり丁寧に動かす
- 動くようになってきたら音楽に合わせて行う
- できるだけ毎日練習する
特に鏡を見ながら練習することが大切です。
自分の動き方をしっかり把握しておくことです。早くダンスがしたいからといって、基本を学ばないと変なクセがついてしまい、後から直すのに一苦労ということになってしまいますので、「基本」を大切に練習していきましょう。
アイソレーションのコツは、一部分を意識的に「動かすこと」、その部分と隣接する部分を「動かさないこと」です。
つまり、動かす箇所と、それと隣接する箇所を「反対に動かす」意識を持つこと。そうすることで、流れ動いてしまう隣接パートを止める効果があります。
慣れるまでは、反対に動きすぎてしまうので、そのあたりは鏡を見ながら微調整していくことが大切です。
こうして、ひとつひとつのパーツを動かせるようになっていきましょう。そして、全体像をしっかり見て、練習しているパーツ以外の箇所も、ちゃんと自然な姿勢になっているかということも、意識しながら練習していきましょう。
アイソレーションをやる意味は?なぜやるのか。
ずばり!ダンスの技や動きは、アイソレーションによって作られているからです。
アイソレーションとは、体の一部分だけを意識的に動かすことです。腕なら腕、腰なら腰だけを、その流れから外して動かします。そのアイソレーションをダンスに取り入れる意味は、大きく2つです。
- ダンスの見栄えを良くすること
- 体をイメージ通りにコントロールできるようになること
アイソレーションをやる効果
アイソレーションをやると、ダンスの何が変わるのか?
ダンスの定義は、「舞台芸術」としてと、「その他の要素(娯楽・社交・スポーツ・宗教)」です。ダンスは芸術的要素が大きです。
その時代の考え方によってこの観念は変わっていくかもしれませんが、芸術としてのダンスを普通のスポーツと区別するのがこのアイソレーションと言ってもいいでしょう。
見せたい部分のダンスを「魅せる」ために、アイソレーションというテクニックが必要なのです。
アイソレーションをやると、体をイメージ通りにコントロールできるようになる
「イメージ通りに動かす」ということがポイントです。
一度、一通りのダンスを動画に撮って客観的に見てみてください。えっ?こんな風にダンスをしていたの?!と自分のイメージと実際がかけ離れたダンスになっていたということはどんな人でも経験があるのではないでしょうか。
ダンスの大きな壁は、自分の頭の中のイメージと体の動きが一致しないことです。アイソレーションはその部分を、自分の意図通りに動かす練習です。
これはみなさんの頭の中のイメージを一つずつ動きに置き換えて、確認するということでもあるわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?アイソレーションとは何か、やり方、こつ、効果などご紹介いたしました。アイソレーションは、慣れるまでなかなかうまくできなくて歯がゆい思いをするかと思います。
そして、とても地味な練習が必要になります。しかし、地道に続けていけば必ず習得できます。
アイソレーションができるようになれば、ダンスの見栄えをグンと変えてくれ、あなたのダンスレベルがさらにアップすることになるでしょう。
単なる運動から芸術へとアイソレーションするために、この練習はとても効果的なものになるでしょう。
リンクスでは、アイソレーションを含む基礎からしっかり練習していきます!ぜひ体験レッスンにお越しください☆
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